#04 single

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今日はTengをつかったデータの取得方法を紹介します。

single

Tengのsingleメソッドを利用すると、PRIMARY KEYだったりUNIQUE KEYを使って簡単に1レコード取得することができます。
返却値はRowオブジェクトとなります。

my $row = $teng->single('user', +{id => 1});

簡単ですね。
実際に発行されるSQLは

SELECT * FROM user WHERE id = 1 LIMIT 1;

となります。

たとえば複数columnをPRIMARY KEYにしている場合、

my $row = $teng->single('user', +{id => 1, name => 'nekokak'});

として、複数の条件を指定することができます。

SELECT * FROM user WHERE id = 1 AND name = 'nekokak' LIMIT 1;

便宜上PRIMARY KEYだったりUNIQUE KEYと言いましたが本当は何でもOKです。
ただsingleメソッドの使い方としてはPRIMARY KEYだったりUNIQUE KEYを指定して使うものですので、
そういうものだと思ってもらうほうが良いでしょう。

singleメソッドではdefaultでは対象となるtableのcolumnを全て取得しますが、特定のcolumnだけ取得したい場合は
optionで指定することも可能です。

my $row = $teng->single('user', +{id => 1}, +{columns => [qw/id/]});

optionでcolumnsを指定すると、指定したカラムだけ取得することができます。

SELECT id FROM user WHERE id = 1 LIMIT 1;

明日はinsertメソッドやsingleメソッドで取得できるRowオブジェクトについて説明してみようとおもいます。